高次脳機能障害に対する 当弁護士事務所の取り組み方

第1の視点:医学的視点

高次脳機能障害の原因、障害の程度を医学的に分析する。
高次脳機能障害は脳外科、精神科、リハビリテーション科などの専門分野に跨った病気です。

☆高次脳機能障害の起因の分類
    ◇ 頭部外傷(事故に起因する)
            ○ 交通事故
            ○ 高所からの転落など
    ◇ 非外傷性(病気に起因する)
            ○ クモ膜下出血など

法的に賠償を受けられるのは交通外傷に起因して高次脳機能障害を発症した場合です。
その場合、被害者(高次脳機能障害の患者さん)は自賠責保険の後遺症等級について、なるべく高い等級を獲得しなければ高額の賠償金を獲得できません。
この種の事件の依頼を受ける弁護士は、相当程度の医学の知識を要します。その点、私は患者さんの側に立って多年医療過誤の事件を取り扱ってきましたので、この経験が高次脳機能障害の研究に役立っています。
また、私は、きちんとした後遺障害診断書を作成していただくことに最も力を注いでいます。高次脳機能障害の関連学会でご活躍されている専門医何人かとお知り合いになっており、その先生方に特別にお願いして、別途詳細な診断書の明細書を貼付していただく場合があります。
このような手続きを経ることによって高い等級を獲得できるのです。

第2の視点:法的視点

これは言うまでもなく、民事交通事件という法的な事件処理の問題です。
私は民事交通事件については、被害者側に立って数多くの事件処理をしてまいりました。
私は、高次脳機能障害に起因する交通外傷についての裁判例の収集と研究に努力を重ねてきました。このホームページでも、「高次脳機能障害のページ」「判例に見る障害の等級の基準」という解説をお読みいただければ、私の研究の一端がお分かりいただけるものと思います。更に、事件毎に事案の概略、損害額を詳細・明快に分析します。

第3の視点:経済的な視点です。

当弁護士事務所では、特に高次脳機能障害事案の報酬については、原則として着手時には訴訟用の印紙以外は報酬を頂かず、成功時にまとめて頂くことにしています。
このようにして依頼者の方々のご安心とお支払いの便宜を計って参りました。
本ページでは、弁護士報酬について、事件毎に明らかにしていますので、
参考にしてください。


証拠の壁

当弁護士事務所では、自賠責等級の獲得から損害賠償の獲得まで、1件1件に時間をかけて丁寧に仕事をしております。このような時間と手間が、高い等級の獲得に役立って、良好な実績を挙げている秘訣であると思います。
依頼者の方には、あまり口当たりの良いことだけを宣伝するつもりはありません。
苦い経験も申し上げます。
訴訟や交渉には宿命の「証拠の壁」に悩まされることもあります。
例えば、高次脳機能障害に罹患した依頼者は、
  1. 交通事故の状況について曖昧な記憶しかないことが多い。
  2. 目撃者が存在しない場合には、過失相殺の認定に不利になるということもある。
このことは依頼者の方にとっても、依頼を受ける弁護士にとっても悔しいことです。

私の願い

依頼者(患者)の方には、リハビリなどでなるべく機能を回復していただきたいものです。
そして、なるべく高い等級を獲得して当然受けるべき正当な賠償額を獲得していただきたいと願って努力しております。