高次脳機能障害5級で 自宅付添費1日5,000円を獲得した事例

 一般的に、入通院時の付添費用については比較的簡単に認められる傾向にありますが、その後の自宅での付添費については、必要性の判断がより厳格にチェックされます。通常、介護不要とされている高次脳機能障害5級では自宅での介護費用は認められない事が多いのです。しかし、5級の本件では、

  1. 被害者特有の後遺症の現れ方 
  2. 介護者の時間的拘束力の多さ 
  3. 自殺願望がある被害者の命を守る役割の重要性
の3点を、裁判所にくり返し、強く訴えました。

 高次脳機能障害「5級」と言っても、その症状の現れ方は人それぞれです。5級だから看視費用は無理だとあきらめず、介護者の陳述書などをもとにして、自宅介護が必要であることを根気強く裁判所へ訴えた結果、自宅付添費用を獲得できたのです。

被害者データ

後遺障害症状

事故態様

損害賠償額

入通院付添費 約70万円
自宅付添費 約200万円
逸失利益 約8400万円
入通院慰謝料 約200万円
後遺症慰謝料 約1700万円
その他 約1000万円
小計 約1億1570万円
 
過失相殺(なし) −0円
加害者負担弁護士報酬・遅延損害金・確定損害金 約1119万円

ポイント

弁護士報酬